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都営三田線・目黒~巣鴨間の駅別中古マンション価格、ほぼ全駅が上昇

2021/8/19 07:00

駅エリアごとの平均坪単価として算出
株式会社東京カンテイは、2021年8月17日、都営地下鉄三田線・目黒駅~巣鴨駅間の駅別中古マンション価格を発表した。

ここでの「価格」は、同社データベースに登録された中古マンション(ファミリータイプ)の売り希望価格をもとに、同区間における駅エリアごとの平均坪単価として算出されたもの。現状価格の集計は、2021年4月から6月までの3ヵ月間に実施されている。

千石駅を除いて全駅が前年を上回る
今回の発表によると、都営地下鉄三田線の目黒駅~巣鴨駅間において中古マンション価格が最高値をマークしたのは、570万円の白金台駅だった。同駅エリアは、前年の536万円から大幅な上昇を達成。前々年の488万円と比較した場合、3桁に近い伸びを示すに至っている。

白金台駅以外でも、今期の同区間では多くの駅エリアが大幅な価格上昇を果たした。378万円の三田駅は前年比で11.2%プラス、468万円の芝公園駅は15.6%プラス、500万円の御成門駅は19.3%プラスを達成。築古化が進んだ千石駅を除いて、区間内の全駅が前年を上回る価格をマークしている。

築浅物件の取引増加が影響
今期の同区間において大半の駅エリアが価格上昇を示した点について同社は、築浅物件の取引増加が影響したと考察。また駅によっては事例数が20~30件程度と少ないため、個別物件の動きが強く影響した可能性も指摘している。

なお都営地下鉄三田線全線(目黒駅~西高島平駅)における中古マンションの平均坪単価は、306万円となった。前年と比較すると、価格で29万円、比率で10.3%の上昇を果たしている。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

駅別中古マンション価格 / 都営地下鉄三田線1 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/wayside_station/926

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