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東京23区の中古マンション価格、初の1億円超え

2025/6/24 18:00

5月の中古マンションの70平米平均価格を発表
株式会社東京カンテイは6月23日、「三大都市圏および主要都市の中古マンション70平米換算価格の月別推移(2025年5月版)」を発表した。

このレポートは、同社のデータベースに登録された中古マンション(ファミリータイプ)の売り希望価格を行政区単位で集計し、70平米に換算した平均価格の推移を示したものである。

首都圏は10か月連続の上昇、東京都が全体をけん引
5月の首都圏における中古マンション価格(70平米換算)は、前月比+2.6%の5,679万円となり、10か月連続で上昇した。

中でも東京都は+3.5%の8,599万円を記録し、価格水準の高止まりに加えて、13か月連続の上昇となった。

神奈川県(+1.4%、3,936万円)や千葉県(+0.8%、2,791万円)でも安定した上昇が見られた一方、埼玉県は横ばいの2,960万円と、緩やかな上昇傾向に一服感が出ている。

東京23区単体では平均価格が+3.1%の1億88万円となり、集計開始以降で初めて1億円を突破。築浅かつ好立地の物件に対する旺盛な需要が、相場を押し上げる要因となった。

近畿圏は4か月ぶりに下落、中部圏は堅調
近畿圏の平均価格は前月比-1.0%の3,070万円となり、4か月ぶりに下落へ転じた。大阪エリアでは事例シェアの縮小や築古物件の影響が出たと考えられる。

大阪府は3,513万円で横ばいを維持したが、兵庫県では-1.5%の2,461万円と、3か月ぶりのマイナスに転じた。

一方、中部圏では上昇基調が続いている。5月の平均価格は+0.9%の2,329万円、愛知県も同率の上昇で2,465万円となり、いずれも6か月連続のプラスとなった。年初以降は、前年同月を上回る水準での推移が続いている。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

株式会社東京カンテイのプレスリリース
https://www.kantei.ne.jp/wp-content/uploads/c202505.pdf

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