ローンの借入額が大きいので、金利上昇による利息支払額の増大はリスクとなります。
変動か、固定か、合わせ技にするか。
ローンを組むときに悩むのが、変動金利にするか固定金利にするかということでしょう。固定金利にしておけば、長期資金計画が立てやすく安心なように思えますが、固定金利は変動金利より高めに設定されています。
一方、変動金利の場合は金利水準が低いときには有利ですが、高くなったときのリスクを自分で負わねばなりません。とはいえ、一般的には金利が上昇するときには給料や家賃も上昇していくので、変動金利で構わないという考え方もあります。また、両者の間をとって数年間は固定金利で、その後変動金利になるタイプもあります。
どのタイプの金利が良いのか、万人に当てはまる正解はありません。経済状況やオーナーさまの考え方に合ったものを選びましょう。
変動金利にも2種類ある。
変動金利の中でも短期プライムレート連動型と長期プライムレート連動型の2種類があります。短期プライムレートは、日銀の決定する政策金利に影響されます。一方の長期プライムレートは、長期国債の利回りなど市場の影響を受けます。国債の価格が下がると金利が上昇するので、さまざまな不安を抱えた今の時代、長期プライムレート連動型は、あまりおすすめできません。
基本的には、短期プライムレート連動型変動金利もしくは、3年固定の変動金利がおすすめです。
- 自分が納得できるローンを選べるよう、幅広い金融機関と提携しているパートナーを見つけましょう。