不動産投資において、流動性が低いことは必ずしもリスクにはなりません。
立地条件によっても異なる流動性
株式を売却したいときは、取引所で売買することが可能です。株価の変動は毎日確認でき、その日のうちによほどのことがない限り売買できます。ところが、不動産には、取引所というものが存在しません。取引は相対取引です。よって、所有物件を希望の値段で売りたいと思っても、買いたい人がいなければ売れません。また、買いたい人が現れたとしても売却して資金が手元に入るまでには、早くても1ヶ月ぐらいの期間がかかります。
売却しなければならない状態になったときに、すぐに売却できるものではないということは頭の片隅に必ず入れて置いてください。しかし、キャピタルゲインではなく、インカムゲイン、ロングリターンを目的とした不動産投資の場合は、流動性はあまり問題にならないでしょう。また、立地条件などが良ければ、比較的流動性は高くなります。
- 売却しなければならない状態になったときに、すぐに売却できるものではないということは頭の片隅に必ず入れて置いてください。