今から始めたい資産づくり

空室リスク

ローン返済の原資となるのは家賃収入だから、空室は最も大きなリスクとなります。

空室リスク対策は、最初の立地選びが肝心。

ローンを家賃で返済していく不動産投資にとって、最も大切なことは、入居率の確保・維持です。入居率を維持するには、立地条件や設備・仕様が大きく関係してきます。例えば、畑のど真ん中にアパートを建ててもなかなか入居者は見つかりませんが、都内の駅から徒歩5分圏内など立地条件が良ければ、安定して高い入居率を維持できます。

また、不動産管理業者が1棟のアパート・マンション・ビルを一括で借り上げ、空室があってもなくても一定の額がオーナーに入るサブリースというシステムもあります。これは安定収入が得られる一方で、手数料などが引かれて手元に残る額が少なくなってしまいます。

マンション投資は、空室リスクが高い。

マンションの1室に投資している場合は、1カ月でも空室期間ができてしまうと、その月のローンは自分のお財布から返済しなければなりません。しかし、入居者の入れ替え時期などもあり、空室期間をゼロにすることはできません。
一方、アパート1棟に投資する場合、リスク分散が可能に。アパート1棟にだいたい6〜8室程度あるので、1室が空室になっても他の部屋からの家賃でローンを返済していくことができるのです。

まとめ
入居率を維持し続ける上で最も大切なのは、「立地条件」。安定経営のためにはリスク分散も必要。

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