2000年1月を基準値とする「不動研住宅価格指数」
一般財団法人 日本不動産研究所(JREI)は6月25日、2025年4月の「不動研住宅価格指数」を公表した。この指数は、首都圏における中古マンションの価格変動を、同一物件の価格推移に基づいて算出するもの。基準値は2000年1月の100ポイントで、対象エリアは東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の4都県に加え、4都県を総合した「首都圏総合」の5区分で構成されている。

首都圏総合は131.15ポイントで16か月連続上昇
発表によると、4月の「首都圏総合」の価格指数は131.15ポイントとなった。前月比で0.92%上昇し、これで16か月連続で上昇している。
東京都は8か月連続で上昇 埼玉県もプラス転換
地域別に見ると、東京都は前月比1.24%上昇の154.04ポイントで、8か月連続のプラスとなった。埼玉県も前月比1.09%上昇し、96.54ポイント。前月のマイナスから再び上昇に転じた。
神奈川県は106.29ポイントで、前月比は変わらなかった。
千葉県は前比0.21%下落し、90.84ポイント。3か月ぶりの下落となった。
(画像はプレスリリースより)
https://www.reinet.or.jp/?p=36131