アットホームが5月の首都圏中古マンション価格を発表
アットホーム株式会社は6月25日、2025年5月における首都圏の「中古マンション」価格動向を発表した。この調査は、不動産情報サイト「アットホーム」に掲載された中古マンションを対象に実施された。「価格」は、1戸あたりの平均登録価格(売り希望価格)を指す。
対象エリアは、東京都(23区、都下)、神奈川県(横浜市・川崎市、他)、埼玉県(さいたま市、他)、千葉県(西部、他)。
発表によると、5月の首都圏における中古マンションの平均価格は4,544万円となり、前月比・前年同月比ともに10か月連続で上昇した。
地域別で見ても、2023年8月以来21か月ぶりに、8エリア全てで前年同月を上回った。

東京23区は前年同月比30.6%上昇の最高水準
各エリアの平均価格は以下の通り。東京23区は6,865万円(前年同月比30.6%上昇)、東京都下は3,292万円(同2.0%上昇)。
横浜市・川崎市は3,618万円(同6.7%上昇)、神奈川県他は2,732万円(同2.9%上昇)。
さいたま市は3,384万円(同3.5%上昇)、埼玉県他は2,518万円(同1.9%上昇)。
千葉県西部は2,853万円(同2.0%下落)、千葉県他は2,059万円(同横ばい)。
東京23区、東京都下、横浜市・川崎市、神奈川県他の4エリアは2017年1月以降最高額を更新。さらに東京23区の前年同月比は、調査開始以来最高のプラス30.6%の上昇率を記録した。
(画像はプレスリリースより)
※アットホーム調べ
https://athome-inc.jp/