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小規模オフィス賃料、東京は横ばい、その他主要エリアは上昇傾向

2022/8/9 23:00

アットホームが小規模オフィスの賃料を調査
アットホームは8月4日、「小規模オフィス(50坪以下)の募集賃料動向 -2022年上期(1月~6月)-」を発表した。

同社の不動産情報ネットワークに登録・公開された、駅から徒歩10分以内の貸事務所の募集賃料を、5坪以上~25坪未満の【超小型】と、25坪以上~50坪以下の【小型】に分けて調査した。

対象エリアは、東京都の21エリアと、その他主要エリア(宮城県仙台市、神奈川県横浜市、愛知県名古屋市、大阪府大阪市、福岡県福岡市)。なお、ここでいう募集賃料は、共益費込みの坪単価を示している。

東京都の賃料は4期続けてプラスマイナス3%以内で推移
東京都の21エリアにおける【超小型】の平均募集賃料は、前期比0.2%下落の1万3,153円だった。【小型】は同0.2%下落の1万4,974円。どちらも2020年下期から4期にわたり、前期比プラスマイナス3%以内で推移しており、横ばいが続いている。

その他主要エリアでは「仙台市」と「大阪市」の【超小型】の賃料が、前期比・前年比共に上昇。【小型】の賃料は、全5エリアで前期比・前年比でプラスまたは横ばいとなり、上昇傾向を示している。

東京21エリア・賃料トップ5
東京21エリアにおける【超小型】のエリア別賃料のトップ5は、以下の通りとなった。

1位は、前期に引き続き「銀座」。賃料は1万8,241円である。

2位も前期と変わらず「東京・日本橋・京橋」で、賃料は1万8,164円。

3位は、前期では5位だった「恵比寿・中目黒」が2ランクアップ。賃料は1万6,506円である。

4位は、前期では3位だった「原宿・表参道」。賃料は1万6,490円。

5位は、前期では4位だった「渋谷」で、賃料は1万5,512円である。

【超小型】のエリア別賃料のトップ5は、以下の通りとなった。

1位は、前期と変わらず「銀座」の2万1,314円。

2位は、「東京・日本橋・京橋」が前期の4位から浮上。賃料は1万9,966円である。

3位は、前期と変わらず「渋谷」の1万9,663円。

4位は、前期の2位からランクダウンした「原宿・表参道」で、賃料は1万8,737円。

5位は、前期に引き続き「新橋・虎ノ門」の1万8,218円。

(画像はプレスリリースより)
※アットホーム調べ

外部リンク

アットホーム株式会社のプレスリリース
https://athome-inc.jp/

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