賃貸物件は掲載物件・反響物件の平均賃料を調査
2024年8月15日、株式会社LIFULLは、2024年7月版の「LIFULL HOME’Sマーケットレポート」を発表した。レポートのうち賃貸物件については、各エリアにおける掲載物件平均賃料および反響物件平均賃料を始めとしたデータをまとめている。
都心6区のファミリー向きの反響物件平均賃料は前年比マイナス
首都圏(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)のシングル向き賃貸物件(ワンルーム・1K・1DK・1LDK・2K)における掲載物件平均賃料は、全域で前年比プラスだった。一方、反響物件平均賃料については全体としては前年比プラスだが、東京都市部と神奈川県の横浜市・川崎市以外の地域ではマイナスだった。首都圏のファミリー向き賃貸物件(2DK・2LDK・3K・3DK・3LDK~)も同様に掲載物件平均賃料が全域で前年比プラス、反響物件平均賃料では東京都の都心6区と城南地域で前年比マイナス、23区内は前月比マイナスの地域も多くなっている。
近畿圏(大阪府・兵庫県・京都府)のシングル向き賃貸物件における反響物件平均賃料は、前年比がマイナスの地域が多く見られ、全体でも前年比で98.1%とマイナスだった。
またファミリー向き賃貸物件については、掲載物件・反響物件平均賃料ともに近畿圏全体でプラスとなっている。
愛知県および地方4市(札幌市・仙台市・広島市・福岡市)のシングル向き賃貸物件における反響物件平均賃料は、福岡市を除いて前年比がマイナスという結果に。
一方、ファミリー向き賃貸物件は、掲載物件・反響物件平均賃料ともに愛知県全域と名古屋市および地方4市の全地域において、前年比がプラスという結果となっている。
(画像はプレスリリースより)
株式会社LIFULLのプレスリリース
https://lifull.com/news/34250/