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オフィス空室率、東京は改善続くも大阪は上昇に

2025/6/16 06:00

5月の最新オフィスマーケット市場動向
三鬼商事株式会社は6月12日、「オフィスマーケット(5月データ)」を発表した。

2025年5月時点における全国主要都市のオフィスビル市場の動向を調査・分析したレポートである。

東京は空室率改善、大型成約も進む
東京ビジネス地区(都心5区:千代田、中央、港、新宿、渋谷)の平均空室率は、5月時点で前月比0.17ポイント低下の3.56%となった。空室率の低下傾向が続いている。

5月は、縮小や統合による大型解約があった一方で、竣工1年未満のビルで大型成約が見られたほか、建替えに伴う既存ビルの成約も進んだ。これにより、東京ビジネス地区全体の空室面積は、この1か月で約1万5,000坪減少した。

1坪当たりの平均賃料は前月比0.10%(21円)上昇し、2万776円。前年同月比では4.17%(832円)の上昇となった。

大阪は新築ビル竣工で空室率上昇
大阪ビジネス地区の平均空室率は5月時点で3.83%、前月比0.13ポイントの上昇である。

館内増床などによる成約があったものの、新築ビル1棟が空室を抱えたまま竣工したほか、大型空室の募集開始や、縮小に伴う解約がみられた。この影響で、大阪ビジネス地区全体の空室面積は約3,200坪増加した。

1坪当たりの平均賃料は、前月比0.42%(52円)上昇の1万2,333円だった。

外部リンク

オフィスマーケット | 三鬼商事株式会社
https://www.e-miki.com/

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