東日本レインズが5月の首都圏中古マンション動向を発表
東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は6月10日、2025年5月度の「月例速報 Market Watch サマリーレポート」を公表した。5月の首都圏における中古マンション成約件数は、3,841件。前年同月比35.0%増となり、7か月連続で前年同月を上回った。
成約平米単価は84万600円で、前年同月比10.2%の上昇。2020年5月以降、61か月連続で上昇が続いており、前月比でも3.6%の伸びを記録した。
成約価格は5,311万円で、前年同月比9.9%の上昇となった。こちらも7か月連続で増加しており、前月比では5.2%のプラスとなった。

地域別の中古マンション平米単価
地域別の成約平米単価は、以下の通りとなった。東京都区部は128万6,500円で、前年比13.3%の上昇。61か月連続でプラスを維持している。多摩は53万9,300円で、前年比1.6%の上昇。2か月ぶりにプラスへ転じた。
横浜・川崎市は62万200円となり、前年比1.5%の下落。4か月連続でマイナスが続いている。神奈川県他は43万7,300円で、前年比7.4%の下落。6か月連続のマイナスとなった。
埼玉県は42万1,000円で、前年比2.5%の下落。2か月ぶりのマイナスとなっている。千葉県は39万9,500円で、前年比2.2%の上昇。3か月ぶりにプラスへ転じた。
(画像は「月例速報MarketWatchサマリーレポート(2025年5月度)」より)
http://www.reins.or.jp/pdf/trend/mw/mw_202505_summary.pdf