首都圏中古マンションの成約件数、前年比プラス5.0%で2か月連続の上昇
東日本レインズ(東日本不動産流通機構)は12月10日、「月例速報 マーケットウオッチ/2015年11月度」を発表した。11月の首都圏中古マンションの成約件数は、2,971件で前年比プラス5.0%と、2か月連続でプラスとなった。成約平米単価は45.98万円/平米で、前年比プラス4.2%、成約価格も2,916万円で、前年比プラス3.8%となり、ともに35か月連続で上昇となった。

首都圏中古戸建住宅の成約件数、10月に引き続き2桁の増加
首都圏中古マンションの地域別動向では、成約件数は、東京都区部が1,210件で前年比プラス6.4%となり10月に続いてプラスとなった。多摩は290件で前年比マイナス1.4%となった。また、埼玉県は372件前年比プラス9.4%、千葉県は328件前年比プラス8.2%、神奈川県は717件前年比プラス1.6%と、すべての地域で前年比プラスとなっている。
11月の首都圏中古戸建住宅の成約件数は、1,123件で前年比プラス17.5%と10月に引き続き2桁の増加となった。成約価格は2,916万円で前年比マイナス1.4%と13か月ぶりにマイナスに転じた。
地域別動向では、成約件数は、東京都区部が167件前年比プラス21.9%で10か月連続で上昇。多摩は162件前年比プラス17.4%で4か月連続の上昇。埼玉県は203件前年比プラス5.2%。千葉県は245件前年比プラス30.3%。神奈川県は346件前年比プラス15.3%。いずれの地域も10月に引き続き高い上昇となっている。
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月例速報マーケットウオッチ サマリーレポート/2015年11月度
http://www.reins.or.jp/pdf/trend/mw/mw_201511_summary.pdf