「晴」が13地域で最多、「雨」は7から6地域に減少
東京カンテイは9月29日、「2015年8月度 中古マンション価格天気図」を発表した。天気図は、全国47都道府県の、ファミリータイプ中古マンション流通事例価格を月ごとに集計し、価格変動を「天気マーク」で表示したもの。
8月度は、「晴」(価格は上昇傾向にある)が13地域で前月と同じ。「雨」(価格は下落傾向にある)が7から6地域に減少、「曇」(価格は足踏み傾向にはある)が15から8地域に減少している。

横ばいが26地域から33地域に増加、8月は価格変動が緩やかに
天候が改善した地域は、前月の11地域から7地域に減少。横ばいが26地域から33地域に増加。悪化は10地域から7地域に減少した。前月「曇」であった15地域のうち、「薄日」(価格はやや上昇傾向にある)に改善したのは三重県と鳥取県、山口県の3地域で、7地域は「曇」で変わらず、茨城県や岡山県など5地域が「小雨」(価格はやや下落傾向にある)に悪化。
全国的には前月同様に、大都市や地方中枢都市は上昇傾向を維持しており、他の地域では価格に大きな変化はなかった。
http://www.kantei.ne.jp/release/PDFs/WR201508.pdf