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35.9%のオーナーが管理会社に不満-アルティメット総研調べ

2018/12/23 01:00

不満の理由トップは「入居付けが弱い」
賃貸情報サイト「ウチコミ!」を運営するアルティメット総研は12月19日、「管理会社に対する意識調査」の結果を発表した。

調査によると、所有物件の管理を管理会社に依頼しているオーナーの割合は全体の63%。半数以上が管理会社を利用している。

管理会社を利用しているオーナーに、「今の管理会社に満足しているか」と尋ねたところ、満足している人は全体の35.8%。その一方でほぼ同割合の35.9%が、不満を感じると答えている。

不満を感じている理由としては最も多かったのが、「入居付けが弱い」の25.2%。次いで「対応が遅い・悪い」16.5%、「入居者募集に対して積極的ではない」15.1%、「AD(広告費)が高い」12.2%と続いた。

これらの回答をみると入居付けに悩むオーナーが多く、約7割が管理会社の入居者募集に関して不満が感じていることがわかる。

管理費は5%が最多
では、管理費はどのくらい支払っているのだろうか。最も多かったのが「5%」で38.4%を占めた。2番目に多いのは「3%」の18.8%、次に「1%」の17.4%となっている。しかしオーナーの中には、11%支払っている人もいたという。

退居後の原状回復については59.3%が直接業者に発注しており、借り会社に任せている割合は40.7%。半数以上のオーナーが、管理会社を通さずに発注していることがわかった。

原状回復にかける費用は、「5~10万円」が最も多く30.4%。次いで「~5万円」20.7%、「10~15万円」14.8%の順となっている。

AD(広告費)の支払いに関しては、「1か月」分を
支払っている割合が過半数の58.5%。しかしこの結果を裏返せば、40%以上が2か月以上の広告費を支払っているともいえる。

2か月以上の広告費を支払っている物件の所在地は、「大阪府」が最も多く32.1%だった。一般的には北海道が広告料の高いエリアだといわれているが、調査対象が「関東・関西・東海エリア」であったため、大阪府の広告費の高さが目立つ結果となった。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

株式会社アルティメット総研のプレスリリース
https://www.ultimate-souken.co.jp/news/press/2018/1219.html

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