新設住宅着工戸数、2か月振りに増加
東京都は8月6日、平成27年6月の「新設住宅着工」についての調査結果を公表した。これによると、東京都内における6月の新設住宅着工戸数は14,063戸。持家、貸家、分譲住宅ともに前年同月比で増加しており、全体で27.7%増と2か月振りの増加に転じた。

分譲住宅は前年同月比42.6%増の6,735戸、5か月連続で増加傾向を維持している。マンションは前年同月比78.3%増の5,041戸で、分譲住宅と同様5か月連続の増加となった。
一方、一戸建ては前年同月比10.6%減の1,660戸。3か月連続で減少が続いている。
都心3区は2か月振りの減少
地域別でみると千代田区、中央区、港区の都心3区は、前年同月比30.7%減の309戸。2か月振りに減少した。千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、台東区、墨田区、江東区、渋谷区、豊島区の都心10区は、前年同月比39.9%増の3,395戸。4か月連続で増加している。
23区全体でみると、前年同月比 31.7%増の10,561戸。市部も前年同月比16.6%増の3,442戸で、23区全体、市部ともに2か月振りの増加となった。
(画像は、東京都のホームページより)
http://www.metro.tokyo.jp/INET/CHOUSA/2015/08/60p86100.htm