「人生設計」ある、なしで、貯金差459万円
アットホーム株式会社は6月13日、首都圏在住で“結婚3年未満”男女を対象に実施した、「新婚夫婦の人生設計とお金事情」の調査結果を発表した。
調査によると、「人生設計がある」新婚夫婦は47.2%。貯金額は、「人生設計がある」夫婦が1,186万円だったのに対し、「ない」夫婦では727万円。459万円もの差が開いた。
住宅購入について夫婦で話し合ったことがあるかとの問いには、73.5%が「はい」と答えている。ちなみに、「住宅購入について夫婦で話し合うことが人生設計を考えるきっかけになると思うか」と聞いたところ、「はい」と回答した人は77.3%。

住宅という大きな買い物は、これからの人生を考える上で重要なポイントになると考えていることが伺える。
「将来、住宅を購入したいか」という問いに対しては、「購入したい」61.2%、「購入したくない」13.0%、「わからない」25.8%という結果になった。

完全固定金利型ローンが人気
将来住宅を購入したいと思っている人に「どのくらいの価格の住宅を購入したいと思うか」を聞いたところ、全体の平均は3,481万だった。
さらに、「住宅購入をする際の支払い方法」をたずねると、1 位は「完全固定金利型ローン(フラット35)」22.9%、2位は「金利変動型ローン」で17.7%。「完全固定金利型ローン」をすべて合わせると40.6%となり、「金利変動型ローン」との差が大きく開いた。
人生設計の有無で比較すると、「人生設計がある」夫婦の6割以上が、いずれかの支払い方法を選択している。対して、「ない」夫婦の約6割が「まだわからない」と回答した。
住宅ローン金利の引き上げが懸念される中、「人生設計がある」夫婦は、ローンの組み方まで具体的に考えているようだ。

アットホーム「新婚夫婦の人生設計とお金事情」調査概要
◆対象/結婚3年未満で、持ち家ではない、首都圏(1都3県)在住の20~30代男女各300名、計600名。
◆調査方法/インターネットリサーチ
◆調査期間/2013年5月10日(金)~5月14日(火)
◆調査方法/インターネットリサーチ
◆調査期間/2013年5月10日(金)~5月14日(火)
http://athome-inc.jp/pdf/questionnaire/13061301.pdf