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上昇・下落・横ばいが入り乱れる。東急目黒線の駅別中古マンション価格

2020/8/6 12:00

駅エリアごとの平均坪単価として算出
株式会社東京カンテイは、2020年8月4日、東急目黒線の駅別中古マンション価格を発表した。

ここでの「価格」は、同社のデータベースに登録された中古マンション(ファミリータイプ)の売り希望価格をもとに、同路線における駅エリアごとの平均坪単価として算出されたもの。現状価格の集計は、2020年3月から5月までの3ヵ月間に実施されている。

最高値を維持しつつも下落に転じた目黒駅
今回の発表によると、東急目黒線全線(目黒駅~日吉駅)における中古マンションの平均坪単価は、266万円となった。1年前と比較すると、割合で0.4%、価格で1万円の下落を示している。事例数は、前年より320件減って2453件をマーク。平均築年数は、22.8年から24.5年へと伸びた。

同路線で中古マンション価格が最高値を示したのは、350万円の目黒駅。同駅エリアは、事例数も同路線最多となる541件を誇るが、今期は築年数の上積みが進行。路線最高値を維持しつつも、下落に転じる結果となった。

武蔵小杉駅と日吉駅、路線平均を引き上げる
同路線における今回の結果について東京カンテイは、上昇・下落・横ばいが入り乱れる展開であると考察。武蔵小杉駅と日吉駅が路線平均を引き上げる好調ぶりを示す一方、多摩川駅と新丸子駅では下落幅が拡大した点に注目している。

なお同社は、武蔵小山駅の堅調ぶりにも注目。緩やかな上昇を維持した同駅エリアは、平均坪単価が312万円をマークしている。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

駅別中古マンション価格/東急目黒線 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/wayside_station/772

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