49億5,000万円で信託受益権の30%を売却
日本リテールファンド投資法人は12月1日、「イオンモール神戸北」の信託受益権の30%を売却すると発表した。売却価格は49億5,000万円で、帳簿価格は41億6,200万円だった。譲渡益7億8,400万円は、資産取得資金に活用するとともに、東急ハンズが起こした「大阪心斎橋8953ビル」の賃料減額訴訟の和解成立で生じる解決金の支払いに充てる予定だ。
「イオンモール神戸北」は兵庫県神戸市のショッピングセンター。売却先は、スポンサーである三菱商事が100%出資するDREAMプライベートリート投資法人である。
今後の業績予想に変更はなし
「イオンモール神戸北」の一部譲渡により譲渡益7億8,400万円の計上と、譲渡に伴う償却後NOIが4,800万円減少する。このため、平成27年2月期(平成26年9月1日~平成27年2月28日)の1口当たり分配金の予想額に5%以上の影響が見込まれるが、「大阪心斎橋8953ビル」の和解成立による影響で3億7,500万円の損失が生じることや今後行う施策などを考慮した結果、運用状況予想の変更は行わなかった。
また、平成27年8月期(平成27年3月1日~平成27年8月31日)の運用状況の予想にも変更はない。
(画像はプレスリリースより)
国内不動産信託受益権の一部譲渡に関するお知らせ【イオンモール神戸北】
http://www.jrf-reit.com/upd/ir_news/792.pdf
賃料減額訴訟における和解成立のお知らせ【大阪心斎橋8953 ビル】
http://www.jrf-reit.com/upd/ir_news/793.pdf