11月の住宅着工数、1万1,471戸
東京都は1月10日、「平成28年11月の新設住宅着工」を公表した。これによると、東京都内で11月に新設された住宅の着工戸数は1万1,471戸。持ち家が前年同月比で減少したものの、貸家と分譲住宅が増加し、全体で11.1%の増加。3か月連続で増加傾向を維持している。利用関係別にみると、持家が前年同月比1.8%減の1,403戸で、2か月振りに減少へと転じた。貸家は23.9%増の5,951戸となり、8か月連続での増加。
分譲住宅は1.7%増の4,072戸。3か月連続での増加となった。分譲住宅のうちマンションは7.9%増の2,474戸で、3か月連続で増加。一方、一戸建ては7.7%減の1,550戸となり、3か月連続で減少している。

都心3区は減少、10区は増加
地域別では、千代田区、中央区、港区の「都心3区」が前年同月比8.0%減の783戸。2か月連続での減少となった。千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、台東区、墨田区、江東区、渋谷区、豊島区の「都心10区」は15.7%増の2,643戸。2か月振りに増加へと転じた。区部全体では17.5%増の8,767戸。3か月連続で増加。市部は5.8%減の2,673戸で、4か月振りに減少した。
(画像は東京都ホームページより)
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