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国交省、「建築着工統計調査報告 平成25年5月分」発表/住宅着工”消費マインドの改善等もあり、堅調に推移”

2013/7/2 15:00

住宅着工は、 持家、貸家、 分譲住宅ともに増加
国土交通省は6月28日、「建築着工統計調査報告(平成25年5月分)」を発表した。

住宅着工統計では、5月の住宅着工は、 持家、 貸家、分譲住宅ともに増加したため、 全体で増加となった。建築物着工統計(民間非居住建築物)では、工場、 倉庫は減少したが、 事務所、店舗が増加したため、 全体で増加となった。

*画像は 国交省「平成25年5月の住宅着工の動向について」より
分譲マンション、前年同月比+33.1%の大幅な増加
5月の住宅着工の動向については、総戸数では、新設住宅着工戸数が79,751戸(前年同月比14.5%増)で9か月連続の増加。
新設住宅着工床面積は 7,177千平米(前年同月比13.0%増)で9か月連続の増加。季節調整済年率換算値で102.7万戸(前月比9.4%増)。

利用関係別では、持家が、前年同月比では9か月連続の増加(前年同月比13.5%増、季節調整値の前月比2.7%減)。貸家が、前年同月比では3か月連続の増加(前年同月比11.6%増、季節調整値の前月比2.9%増)。分譲住宅が、前年同月比では3か月ぶりの増加(前年同月比21.7%増、季節調整値の前月比29.2%増)。分譲マンションが、前年同月比では3か月ぶりの増加(前年同月比33.1%増)。

住宅着工の動向については、リーマンショックを受けた大幅な下落(平成21年度)以降、緩やかな持ち直しの傾向が続いてきたが、このところ、消費マインドの改善等もあり、堅調に推移している。今後の先行きについては、雇用・所得環境の推移、東日本大震災からの復興状況、建設労働者の需給状況、住宅ローン金利の動向等を引き続き慎重に見極める必要があるとしている。

外部リンク

国土交通省「建築着工統計調査報告(平成25年5月分)」
http://www.mlit.go.jp/report/press/joho04_hh_000372.html

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