国有建築物等の吹付けアスベスト等の使用実態
国土交通省は7月27日、アスベスト問題の対応として、国の各省庁の所管する建築物等における吹付けアスベスト等の使用実態について、フォローアップとして平成24年3月31日時点の調査結果をとりまとめ発表した。*画像は添付資料より

アスベスト等使用件数417棟、可能性があるが未調査73棟
調査結果では、調査対象件数81,912棟中、吹付けアスベスト等が使用されている件数は、417棟(0.51%)で、その内封じ込め等の飛散防止対策を実施済みの件数は、367棟(0.45%)、未対応が50棟。吹付アスベスト等を使用している可能性があるが含有量が未調査な件数は、73棟(0.09%)としている。平成22年3月31日時点の調査結果と比較しての進捗状況は、未調査の件数が88棟から73棟に、未対応の件数が59棟から50棟になった。
国土交通省では、引き続き各機関に対し、除去等の対策の実施、吹付けアスベスト等の有無の把握等について、保全指導及び情報提供を行っていくとしている。
http://www.mlit.go.jp/report/press/eizen03_hh_000016.html