民間住宅ローン利用予定者を対象に実態調査
住宅金融支援機構は8月7日、「平成24年度民間住宅ローン利用者の実態調査【民間住宅ローン利用予定者編】(第1回)」を、サイトに掲載した。「調査」は、今後5年以内に具体的な住宅取得に伴い、民間住宅ローンを利用予定者を対象にして、住宅取得に向けた行動や利用予定の住宅ローンの金利タイプなどに関する事項について、インターネットによるアンケート調査を実施(6/11~6/12)し、その結果を取りまとめたもの。前回調査(平成23年度第3回)は平成24年2月に実施。

「今は、住宅取得のチャンス」と思う人は 52.7%に増加
調査結果によると、「希望する住宅ローンの金利タイプ」では、「全期間固定型」の希望割合は36.2%(前回調査: 32.6%)に増加、「固定期間選択型」は35.9%(同:32.6%)に増加し、「変動型」は27.9%(同:34.8%)に減少している。「住宅の買い時意識」では、「今(今後1年程度)は、住宅取得のチャンス(買い時)」だと思う人は、52.7%(前回調査: 46.5%)に増加し、「分からない」は38.7%(同:40.1%)に減少、「そうは思わない」は8.6%(同:13.5%)に減少している。
買い時だと思う理由は、「住宅ローン金利が低水準だから」81.6%、「税制のメリットが大きいから」40.2%となっている。「分からない」、「そうは思わない」と回答した人が、住宅取得に踏み切れない理由(複数回答可)は、「将来の収入や生活に不安があるから」が39.6%(前回調査:30.5%)、「自己資金・頭金が不十分だから」が30.9%(同:28.9%)となっている。
http://www.jhf.go.jp/
住宅金融支援機構 「平成24年度民間住宅ローン利用者の実態調査【民間住宅ローン利用予定者編】(第1回)」
http://www.jhf.go.jp/files/100499320.pdf