駅エリアごとの平均坪単価として算出
株式会社東京カンテイは、2022年3月29日、横浜市営地下鉄グリーンラインの駅別中古マンション価格を発表した。ここでの「価格」は、同社のデータベースに登録された中古マンション(ファミリータイプ)の売り希望価格をもとに、同区間における駅エリアごとの平均坪単価として算出されたもの。現状価格の集計は、2021年10月から12月までの3ヵ月間に実施されている。

センター南駅、トップの座を守る
今回の発表によると、横浜市営地下鉄グリーンライン全線(日吉駅~中山駅)における中古マンションの平均坪単価は、175万円となった。前年と比較すると、価格で19万円、比率で12.1%の上昇をマーク。事例数は前年より172件減って841件となり、平均築年数が25.6年から27.7年へと延びている。今期の同路線において中古マンションの平均坪単価が最高値を示したのは、237万円のセンター南駅だった。同駅エリアは、前年・前々年に続いてトップの座を守ると共に、前年から2桁の上昇も達成。同路線では他にも、センター北駅や中山駅など多くの駅エリアが大幅な上昇を果たしている。
ブルーライン・舞岡駅~湘南台駅間の価格も発表
今回の発表では、横浜市営地下鉄ブルーライン・舞岡駅~湘南台駅間の駅別中古マンション価格も併せて発表された。今期の同区間で中古マンションの平均坪単価が最高値を示したのは、169万円の湘南台駅だった。次点には、前期比51.4%プラスを果たした舞岡駅が159万円で迫っているが、この上昇について同社は個別事例の影響が出た可能性を指摘している。
(画像はプレスリリースより)
https://www.kantei.ne.jp/report/wayside_station/1014