ビッグデータから地盤ランキングを集計
地盤ネットホールディングスは12月9日、子会社の地盤ネット総合研究所が実施した「いい地盤ランキング」を発表した。地盤総研が有する「地盤安心スコア」のビッグデータを活用として、集計データ1億6,032万3,397地点から「建物用地」1,094万2,902地点を抽出し、都道府県別に「地盤安心スコア」の平均点をランキングして、地盤を「見える化」したもの。
全国1位は沖縄県、本州1位は群馬県
集計結果から、良い地盤ランキング1位は沖縄県であることがわかった。琉球石灰岩と呼ばれるサンゴ礁が固まって岩となった丘陵地が多く、良い地盤のエリアが広く分布していることから全国1位のスコア82.754点を獲得した。2位は群馬県の78.998点。高崎市や前橋市などを中心に関東山地の火山からもたらされた火山灰が台地を作っているエリアが多く、本州では最高のスコアを得ている。
3位は福島県の78.903点。沿岸の浜通りは白亜紀など古い時代の地盤、内陸部も阿武隈山地や奥羽山脈に囲まれた扇状地など、川から運ばれた砂礫といった良好な地盤が分布している。なお東京都は、69.918点で25位。最下位の47位は、高知県の60.669点だった。
(画像はプレスリリースより)
地盤ネットホールディングス株式会社のプレスリリース
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000020705.html
提言・レポート - 地盤ネット総合研究所
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