首都圏・分譲マンション賃料は前月比マイナス1.5%
東京カンテイは7月14日、2015年6月の「三大都市圏・主要都市別/分譲マンション賃料月別推移」を発表した。6月の首都圏・分譲マンション賃料は、東京都の事例シェアが4月以前の水準まで縮小した影響で、前月比マイナス1.5%の2,617円/平米と2か月ぶりに下落した。 近畿圏では前月比マイナス0.4%の1,814円/平米と下落。中部圏では前月比プラス0.3%の1,606円/平米で僅かながら引き続き上昇した。

東京都は前月比プラス0.2%で僅かに上昇
都府県別で見ると、首都圏は、東京都で前月比プラス0.2%、3,110円/平米と僅かに上昇。埼玉県で同プラス0.5%、1,613円/平米、千葉県で同プラス0.8%、1,510円/平米と、共に強含んでいる。一方神奈川県では同マイナス0.4%の2,042円/平米と小幅ながら下落となった。近畿圏は、大阪府で前月比マイナス0.3%、1,923円/平米と3か月連続で下落。兵庫県でもマイナス0.8%の1,633円/平米と前月に引き続きマイナス。
中部圏は、愛知で前月比プラス0.3%、1,630円/平米と3か月ぶりのプラス。賃料水準がかなり高くなったこともあって、頭打ちの状態となっているとしている。
(画像はプレスリリースより)
http://www.kantei.ne.jp/release/PDFs/T201506.pdf