首都圏・分譲マンション賃料は前月比マイナス2.1%
東京カンテイは12月17日、2015年11月の「三大都市圏・主要都市別/分譲マンション賃料月別推移」を発表した。11月の首都圏・分譲マンション賃料は、千葉県以外の地域で弱含んだため、前月比マイナス2.1%の2,624円/平米と4か月ぶりに下落となった。
近畿圏では、大阪府の事例シェアが縮小したため、前月比マイナス0.2%の1,776円/平米とマイナスに転じた。中部圏では、前月比プラス0.5%の1,555円/平米と再び上昇し、9月と同水準まで戻した。

東京都、前月比プラス0.8%で6か月ぶりの下落
都府県別で見ると、首都圏は、東京都で前月比マイナス0.8%、3,157円/平米と6か月ぶりに下落。千葉県は、平均築年数が1年以上若返り同プラス1.3%、1,575円/平米と首都圏で唯一の上昇。神奈川県は同マイナス1.7%、1,985円/平米、埼玉県は同マイナス2.3%、1,557円/平米となっている。近畿圏は、大阪府で前月比プラス0.9%、1,879円/平米と引き続き上昇。兵庫県は同プラス0.1%の1,641円/平米と9月からの上昇傾向を維持している。
中部圏は、愛知県で前月比プラス0.4%、1,575円/平米と再び上昇となっている。
(画像はプレスリリースより)
http://www.kantei.ne.jp/release/PDFs/T201511.pdf