高齢化とインフラ整備の課題解決に向けて
東京都は2月4日、多摩ニュータウン再生プロジェクトとして「シンポジウム 第2回」を開催する。今年で多摩ニュータウンは、第一次入居が始まってから44年を迎える。都市基盤が整備され、緑豊かな環境が高く評価されている一方で、入居者が高齢世帯になっていることや、インフラ整備が必要であることが課題となっている。
多摩市では多摩ニュータウンの課題を解決するために、「市民参画」による新たなまちづくりを提案しており、「多摩ニュータウン等大規模住宅団地再生ガイドライン」を公表。現多摩ニュータウンの再生に向けた取り組みを進めている。
シンポジウムでは、多摩ニュータウンでの暮らしにどのような「市民参画」が行われているかの紹介や、今後の方針などが話し合われる。

新たな街づくりで多摩エリアの活性化めざす
シンポジウムの開催日時は2月4日午後2時分~5時10分。会場はパルテノン多摩 小ホール。当日はNHKエンタープライズのエグゼクティブ・プロデューサー尾関憲一氏による基調講演「身近にある“街の魅力”を発見し直そう!」を始め、多摩ニュータウン再生への取り組みの報告、多摩市長や専門家によるトークセッションなどが行われる。
(画像は、シンポジウムのプログラムより)
http://www.metro.tokyo.jp/INET/EVENT/2015/01/21p1j100.htm