積水ハウス株式会社は、全棟がゼロエネルギー住宅となるスマートタウン「スマートコモンステージ森合」を福島県福島市で販売開始した。

37棟の内、14棟が太陽電池・燃料電池・蓄電池の3電池を連動させた「グリーンファースト ハイブリッド ゼロ」だ。この14棟を停電した時でも電気とお湯を使うことができ「安心拠点」となる。全ての棟がゼロエネルギー住宅のスマートタウンは、福島県では初となる。

政府は全消費電力量が約3割を占める住宅においてのゼロエネルギー化を推進しており、一次エネルギー消費量が概ねゼロとなるZEH（ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス）の普及にも取り組んでおり、2020年までに標準的な新築住宅とするなどを目標としている。

（積水ハウス　ニュースリリースより）
積水ハウスが4月に発売したZEH対応商品「グリーンファーストゼロ」は「アルゴンガス封入複層ガラス」や「高断熱サッシ」などを採用した省エネ設備を採用。また通風配慮設計などによって快適に暮らしながらもエネルギー消費量を大幅に削減していく。

「スマートコモンステージ森合」の特長は、ネットゼロエネルギー住宅「グリンファーストゼロ」で光熱費を削減
するということ以外にも、電力不足対策とCO2排出量削減に貢献
できる。また3電池連動の「グリーンファースト ハイブリッド ゼロ」区画を災害時に「安心拠点」とする計画防災タウンということもある。

積水ハウスは「安全・安心」「健康・快適」「エネルギー」「見守り」の4つのキーワードの元に、全国15カ所で「スマートコモンシティ」を展開している。今後も環境に配慮しながら、安心で豊かなコミュニティを育む持続可能なまちづくりを行っていく。

積水ハウス　ニュースリリース
http://www.sekisuihouse.co.jp/

積水ハウス
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