iYell株式会社は、2020年3月26日、同社子会社が愛媛銀行と提携し、住宅ローンの件数の増加および業務効率化を支援すると発表した。

この提携を行う子会社は、住宅ローンの窓口株式会社（以下「JLM社」）。新たな営業チャネルを提供すべく、『iYell住宅ローンプラットフォーム』を活用した支援が行われる。

これまでの金融機関における住宅ローンの営業は、宅事業者やエンドユーザーからの直接相談が主たる手法となっていた。こうした課題を解決すべくJLM社の『iYell住宅ローンプラットフォーム』は、住宅購入や住宅ローン借り換えの見込み客データベースを自動的に流入し、新たな案件獲得チャネルの提供を実現している。

『iYell住宅ローンプラットフォーム』では、iYellのサービス『いえーる ダンドリ』『住宅ローンの窓口online』に加えて、全国2000社の住宅事業者の案件を紹介することが可能。また、住宅ローンのプロが書類の取得・補完を代行し、案件の処理時間短縮も実現している。さらに、固定費用の削減や不正リスク軽減も可能という特徴を持つ。

iYellおよびJLM社は、様々な金融機関の売り上げ向上や「働き方」改善の一役を担うことで、金融業界全体が盛り上がることを目指している。また、地方創生や空き家問題などの社会的な課題を解決する仕組み作りにも努めている。今回の提携も、こうした取り組みの一環となる。

iYellは今後も、地方銀行を中心に提携を推進し、より多くの金融機関において住宅ローンに関する件数増加などを支援するとしている。

愛媛銀行と提携し住宅ローンの件数増加および業務効率化を支援 - iYell株式会社
https://iyell.co.jp/20200326_ehimebank/