中古マンション成約件数は4か月ぶりに前年同月を上回る
近畿圏不動産流通機構(近畿レインズ)は6月20日、「マンスリーレポート 2017年6月号 (No.054)」を発表した。近畿レインズに登録されている物件情報の月次集計結果である 「マンスリーレポート」の中から、2017年5月時点の近畿圏不動産流通市場の動きについて抜粋・要約して解説したもの。
5月の近畿圏中古マンション件数(専有面積:~350平米)は、成約件数が、1,356件(前年比2.5%増)で、4か月ぶりに前年同月を上回った。
また、新規登録件数が、4,735件(同プラス11.3%)で、前年比2ケタ増となり、4か月連続で前年同月を上回っている。

成約件数前年比、中古戸建住宅は増、土地は減
5月の近畿圏中古マンション平米単価(専有面積:~350平米)は、成約平米単価が30.2万円/平米(前年比で5.2%増)で52か月連続で前年同月を上回り、新規登録平米単価が32.4万円/平米(同2.1%増)で再びプラスに転じた。中古戸建住宅件数(土地面積:50~350平米)は、成約件数が、861件(前年比4.5%増)で5か月ぶりに前年同月を上回った。また、新規登録件数が、3,326件(同3.0%減)で4月の増加から再び減少に転じた。
土地件数(面積:50~350平米)は、成約件数が、506件(前年比2.9%減)で7か月連続で前年同月を下回った。また、新規登録件数が、3,061件(同6.0% 減)で4月に続いて前年同月を下回る結果となっている。
(画像は近畿レインズトップページより)
http://www.kinkireins.or.jp/monthlyreport/