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大型マルチテナント型物流施設、今後は賃料がゆるやかに上昇

2016/12/13 06:00

大型物流施設の開発が本格化
CBREは12月8日、「中部圏物流マーケット・アウトルック」レポートを発表した。中部圏の大型マルチテナント型物流施設市場の変遷を解説するとともに、2018年までの空室率と実質賃料指数の予測をまとめたもの。

CBREはこのレポートで、大型物流施設の開発が本格化し、実質賃料の上昇が続くと予想している。

中部圏では現在、大型マルチテナント型物流施設の開発が進んでおらず、2016年第3四半期時点の空室率は0%とひっ迫した状態だ。

愛知県の製造業出荷額は全国1位であり、人口も引き続き増加する見込みであることから、今後も工業系と消費財系の両面での物流需要が期待できる。

向こう2年間で15万坪が新規供給
今後2年間で15万坪の新規供給が予定されており、これは2016年第3四半期時点のストック面積とほぼ同等のボリュームとなるが、潜在需要からみて物流施設の過剰感はないと予想される。

空室率は、供給が集中する2017年第2四半期に15%程度にまで上昇するが、その後は2018年にかけて低下傾向が続き、2018年第4四半期時点には9%前後で落ち着く見込みだ。

実質賃料は2014年後半から上昇ペースが加速しており、2016年第3四半期時点の坪単価はボトムから17%上昇の3,410円。その後も緩やかではあるものの上昇傾向が維持されるとの予想を示している。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

シービーアールイー株式会社のプレスリリース
http://www.cbre.co.jp/

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