中古マンションの成約件数、前年同月比16.1%増
東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は11月10日、2016年10月度の月例マーケットウオッチを発表した。これによると10月の首都圏における中古マンションの成約件数は、前年同月比16.1%増の3,339件。成約平米単価は、6.1%上昇の48万5,800円。成約価格も6.4%上昇の、3,136万円となった。いずれも2013年1月から、46か月連続で前年同月を上回っている。
地域別の成約件数は先月と同様、すべての地域で前年比増となった。東京都区部は7か月連続で上昇傾向を維持している。
成約単価もすべての地域で前年比増となり、東京都区部は2012年10月から49か月連続、埼玉県は11か月連続で前年同月比を上回った。

中古戸建住宅の成約件数、8.0%増
10月の首都圏における中古戸建住宅の成約件数は、前年同月比8.0%増の1,151件だった。成約価格は2.5%増の3,060万円だった。地域別の成約件数は横浜・川崎市を除く各地域で増加。多摩は15か月連続、埼玉県は13か月連続での増加となっている。
成約価格は東京都区部、千葉県、神奈川県他が前年比で上昇しており、神奈川県他は4か月連続で前年同月を上回った。
http://www.reins.or.jp/pdf/trend/mw/mw_201610_summary.pdf