9月の住宅着工戸数、8万5,622戸
国土交通省は10月31日、平成28年9月の住宅着工の動向を公表した。これによると9月の住宅着工戸数は、前年同月比で10.0%増の8万5,622戸。前年同月比で3か月連続の増加となった。季節調整済年率換算値は、前月比3.0%増の98.4万戸となっている。

持家、貸家、分譲住宅すべて増加
利用関係別にみると、前年同月比で持家、貸家、分譲住宅のすべてが増加した。持家は前年同月比1.4%増となり、8か月連続で増加傾向を維持している。季節調整値は前月比4.6%減だった。貸家も前年同月比12.6%増加し、11か月連続で増加。季節調整値は前月比0.4%増加した。
分譲住宅は前年同月比23.0%増加し、先月の減少から再び増加へと転じた。季節調整値は前月比24.1%の増加となった。内訳では分譲マンションが前年同月比23.0%増加し、2か月ぶりの増加。分譲一戸建住宅は前年同月比12.1%増で、11か月連続で増加している。
堅調に推移しているものの、国土交通省では
引き続き、今後の動向をしっかりと注視していく必要がある
(プレスリリースより)
(プレスリリースより)
と述べている。
(画像はプレスリリースより)
http://www.mlit.go.jp/report/press/joho04_hh_000639.html