東京都の住宅着工数、1万2,853戸
東京都は12月6日、「平成28年10月の新設住宅着工」を公表した。これによると、東京都内で10月に新設された住宅の着工戸数は1万2,853戸。持ち家、貸家、分譲住宅のすべてが前年同月より増加し、全体で6.4%のプラス。2か月連続での増加となった。利用関係別にみると、持家が前年同月より4.7%増の1,549戸で、2か月振りの増加。貸家は10.5%増の6,679戸となり、7か月連続で増加している。
分譲住宅は5.2%増の5,451戸。2か月連続での増加となった。分譲住宅のうちマンションは9.9%増の2,888戸で、2か月連続で増加。一戸建ては5.2%減の1,564戸。2か月振りに減少へと転じた。

都心3区・10区は減少へ
地域別では、都心3区が前年同月比35.0%減の499戸。2か月振りの減少。都心10区も14.3%減の2,453戸で、2か月振りの減少となった。区部全体では5.0%増の9,886戸。2か月連続での増加。市部も10.8%増の2,928戸で、3か月連続で増加傾向を維持している。なお、都心3区は千代田区、中央区、港区。都心10区は千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、台東区、墨田区、江東区、渋谷区、豊島区をいう。
(画像は東京都ホームページより)
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