東急電鉄と東急不動産が、プロジェクトの詳細を発表
東京急行電鉄と東急不動産は10月24日、渋谷駅周辺地区の再開発事業にうち、2017年春開業の「渋谷宮下町計画」及び、2018年秋開業の「渋谷駅南街区」についての詳細を発表した。今回新たに発表された詳細では、2017年春開業の「渋谷宮下町計画」の施設名称は「SHIBUYA CAST(渋谷キャスト)」、2018年秋開業の「渋谷駅南街区」は「SHIBUYA STREAM(渋谷ストリーム)」に決まった。

生まれ変わる渋谷に新たなランドマーク登場
「SHIBUYA CAST」は16階建ての複合ビル。東京急行電鉄、大成建設、サッポロ不動産開発、東急建設の4社が共同開発を行っている。季節感が感じられるファサードが特徴で、前面に広場を設置。低層部は店舗、シェアオフィス&カフェ、2階~12階はオフィス、13階以上は共同住宅で構成される。また14階には、国内外から渋谷に訪れた人が短期滞在できる「サービスアパートメント」も設けられている。
2018年秋の開業の「SHIBUYA STREAM」は、35階建ての複合施設。1階~3階は商業施設。4階はインキュベーションオフィス、サイクルカフェ、多目的広場。9階~13階はホテル、14階~35階はオフィスとなる。
このほか、スタンディングで約700名が収容できるホールも設ける計画で、毎週末のコンサートの他、ファッションショーや新商品発表会などさまざまな用途に利用し、渋谷の新たな情報発信拠点を目指す。
(画像はプレスリリースより)
http://www.tokyu.co.jp/file/161024-00.pdf