日本不動産研究所は12月28日、「不動研住宅価格指数」10月値を公表した。

同指数は、「東証住宅価格指数」を引き継ぐもので、東日本不動産流通機構より提供された首都圏既存マンション（中古マンション）の成約価格情報を活用し、2000年1月を100ポイントとして、同一物件の価格変化に基づき算出された指数。

10月の首都圏総合の指数値は86.09ポイント、前月比プラス0.58％（前年比プラス3.76％）で6か月連続の上昇となった。

地域別では、東京都の指数値が94.07ポイント、前月比プラス0.88％（前年比プラス4.38％）で前月比では3か月ぶりの上昇に転じた。神奈川県が81.92ポイント、前月比マイナス0.11％（前年比プラス2.31％）で4か月ぶりの下落。

千葉県が67.21ポイント、前月比プラス1.54％（前年比プラス3.46％）で前月比では3か月連続のプラス。埼玉県が70.25ポイント、前月比マイナス0.72％（前年比プラス4.63％）で2か月連続のマイナスとなっている。

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