「働くママ」の住まい選び調査
2月に東京証券取引所グループが、女性が活躍する企業を集めた「なでしこ銘柄」を発表するなど、女性の社会進出を応援する動きが日本でも活発になっている。今後、働く女性は着実に増えていくだろう。トレンド総研は2月4日、“働くママ”をターゲットに、「住まい選び」についてのレポートを発表した。
レポートでは、マーケティングライターの牛窪 恵氏に、「“働くママ”の住まい選び」におけるポイントについて取材し、牛窪氏のアドバイスを元に“働くママ” 500名を対象にしたアンケート調査の結果が報告されている。
牛窪氏は“働くママ”の住まい選びでは「職住近接」、「コミュニティ」、「周辺施設」、「共有設備」の4つが重要だとアドバイスしている。

住まいを取り巻く4つの環境が大切
職場やターミナル駅などに住まいが近く、通勤の便が良い「職住近接」。近所付き合いや、“パパ友”、“ママ友”など地域での「コミュニティ」が作りやすい環境であること。24時間営業・深夜営業のスーパーマーケット、保育所・幼稚園、公園、医療施設といった「周辺施設」が充実していること。「ごみステーション」や「宅配ボックス」などの「共有設備」への目配りなど、仕事も育児もおろそかにしないためには、住居エリアの環境が大切だという。

続いて「(間取りや設備の仕様など)住居内の充実度」(76%)、「最寄り駅までの距離・時間」(71%)、「(路線や駅、エリアなど)立地」(67%)との回答が多かった。
牛窪氏が重要だとする「住まいを取り巻く環境」における4つのポイントについて、関心は高いものの優先度としては、後回しにされがちな傾向があるようだ。
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/00000
トレンド総研ホームページ
http://www.trendsoken.com/index.html