中古マンション価格騰落率ランキング
アトラクターズ・ラボ株式会社は9月6日、「売主別の中古マンション価格騰落率ランキング」を公表した。売主別の上位3社は、1位「丸紅」、2位「大成有楽不動産」、3位「伊藤忠都市開発」だった。
丸紅は都心部の供給物件が好調で、3年連続で1位をキープ。大成有楽不動産は、東京23区以外でも騰落率がプラスとなった物件が多く、昨年の7位から総合で2位に上昇した。
(画像は、アトラクターズ・ラボ ホームページより)
全体の価格騰落率は、過去最悪
ブランド別騰落率の上位3位は、1位「ファミール」(丸紅旧ブランド)、2位「アルス」(東急不動産旧ブランド)、3位「グランスイート」(丸紅現行ブランド)と、丸紅の新旧ブランドがランクインした。現行ブランドのみで見ると、1位「丸紅グランスイート」、2位「東京建物ブリリア」、3位「大成有楽不動産オーベル」の順となっている。
全体の平均騰落率は、▲9.9%(平均築年数7.0年)。2006年の調査開始以降、最も低い水準となった。昨年時点で過去最悪だった2011年の▲8.8%よりも1.1ポイント下がっており、マイナス幅は拡大している。
今回公表されたランキングは、2012年に売り出された中古住戸と、2001年以降に分譲された住戸の新築時価格を突き合わせて騰落率を算出し、これを売主別とマンションブランド別に集計したもの。住戸サンプル数は全32,417件。ランキング対象は、30以上のサンプル棟数があるデベロッパー、マンションブランド。
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