5月の中古一戸建て住宅の平均価格調査
東京カンテイは6月8日、「主要都市圏・主要都市別/中古一戸建て住宅平均価格月別推移」を発表した。土地面積100平米以上300平米未満の物件で、最寄り駅からの所要時間は徒歩30分以内かバス20分以内。土地・建物ともに所有権の木造建築を対象に調査を行ったもの。
これによると、2015年5月における首都圏の中古一戸建て住宅価格は前月比1.4%上昇し、2,967万円。2か月連続で上昇している。
都県別では東京都が前月比6.9%上昇の5,453万円、神奈川県は0.7%下落の3,222万円だった。千葉県は2.0%下落の2,021万円で、2か月連続で下落。埼玉県は4.5%上昇の2,225万円となり、こちらは3か月連続で上昇を続けている。

近畿圏は小幅ながらも全主要都市で上昇、中部も好調
近畿圏の平均価格は、前月比0.4%上昇の2,286万円だった。府県別に見ると大阪府は1.0%下落の2,554万円、兵庫県は0.1%上昇の2,195万円、京都府は0.9%上昇の2,700万円と、いずれも小幅な動きにとどまっている。愛知県の平均価格は、前月比4.4%上昇の2,487万円。先月は下落したが、今月の大幅上昇で2月の価格水準に戻った。中部圏全体をみても、1.2%上昇の1,950万円と好調だ。福岡県では前月比12.7%上昇し、1,672万円。2014年10月頃の水準に戻っている。
(画像は、東京カンテイのホームページより)
http://www.kantei.ne.jp/release/PDFs/kodatecyuko201505.pdf