マンション発売戸数、前年同月より半減
不動産経済研究所は9月16日、8月の首都圏のマンション市場動向を発表した。8月に新たに発売されたマンションは、2,110戸。前年同月の4,145戸に比べ、49.1%減少した。また、フラット35登録物件は、全体の87.5%に当たる1,847戸だった。
契約率は69.6%。前年同月比11.9ポイント減、前月比14.1ポイント減となり、1年7か月ぶりの6割台となった。
地域別の契約率では都区部72.7%、都下69.6%、神奈川県73.6%、千葉県68.7%、埼玉県57.1%。
(画像はプレスリリースより)
販売価格、平米単価が2ケタアップ
1戸当たり価格は5,685万円で、前年同月比18.5%の上昇。1平米当たりの単価も77.5万円で前年同月比14.5%上昇し、いずれも2ケタアップとなっている。販売在庫数は3,426戸、前月末に比べ158戸減少した。
即日完売物件は「プレサンスロジェ千代田東神田1期」(平均価格は4,499万円)、「ヴィークコート大泉学園四季Garden1期」(平均5,475万円)など、6物件58戸。
首都圏マンション・建売市場動向2014年8月度
http://www.fudousankeizai.co.jp/s201408.pdf