東京Aグレードオフィス賃料がピークに
ジョーンズ ラング ラサール(JLL)は1月26日、世界主要都市のオフィス賃料の動向を示す「プロパティ クロック(不動産時計)2015年第4四半期」を発表した。「プロパティ クロック(不動産時計)」とは、賃料の動きを時計の針の進み具合で表現した、JLL独自の市場分析ツールである。
賃料の動向を一日のサイクルに置き換え、「賃料下落の加速」(12時~3時)を経て、「賃料下落の減速から底入れ」(3時~6時)へと移行し、その後「賃料上昇の加速」(6時~9時)に転じた後、「賃料上昇の減速から頭打ち」(9時~12時)に至るサイクルを時計盤で表示している。

2016年も引き続き上昇傾向が続く見込み
2015年第4四半期における東京のAグレードオフィス賃料は、15四半期連続で「上昇加速」を維持し、ピークへと達した。ジョーンズ ラング ラサール リサーチ事業部長・赤城威志氏は、東京オフィス市場ではまとまった空きスペースが少なく、空室率も低下している現状を踏まえ、東京のAグレードオフィス賃料の今後について
2016年の東京オフィス市場は底堅い需要に支えられ、賃料も上昇傾向を継続していく
(プレスリリースより)
(プレスリリースより)
と予測している。
(画像はプレスリリースより)
http://www.joneslanglasalle.co.jp/Property-Clock-2015Q4