株式会社東京カンテイは、2025年5月8日、同年4月の新築木造一戸建て住宅平均価格を発表した。

この「価格」は、「敷地面積が100～300平米」「最寄り駅から徒歩30分以内」といった条件を満たす新築木造物件の価格を全国で集計した上で、主要都市圏／主要都市別の平均価格として算出されたもの。同社はこの「価格」を毎月発表している。

今回の発表によると、2025年4月の首都圏における新築一戸建て住宅の平均価格は、4806万円となった。前月比ではプラス0.9％となり、連続上昇を果たしている。

都県別に見ると、東京都はプラス3.8％の6045万円、埼玉県はプラス3.1％の3962万円で、共に連続上昇をマーク。一方、神奈川県はマイナス0.7％の5132万円、千葉県はマイナス1.3％の3953万円で、下落を示した。しかし前年同月比については全都県が連続上昇を果たしており、特に東京都はプラス11.9％に達している。

2025年4月の近畿圏における新築一戸建て住宅の平均価格は、主要エリアの大阪府が大幅に上昇した影響も受け、前月比プラス1.8％の3787万円となった。中部圏は、プラス0.8％の3388万円で連続上昇をマークしている。

宮城県は、前月比プラス0.9％の3746万円と3ヵ月連続上昇を達成。福岡県は、プラス2.3％の3800万円で再上昇を果たした。

（画像はプレスリリースより）

主要都市圏・主要都市別／新築木造一戸建て住宅平均価格 月別推移 4月 - 株式会社東京カンテイ
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