朝の時間が充実しないのは、通勤時間が長すぎるから
「朝活」という言葉が流行するなど、近年、朝の時間を有意義に過ごしたいと望む女性が増えている。そこで安田不動産は、一都三県(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)に住む20~30代の働く女性500名を対象に、「『朝』の使い方」に関する調査を実施し、3月29日にその結果を発表した。
調査によると8割以上の女性が、朝の時間の使い方が大切だと認識しているものの、7割以上の女性が「実際に朝の時間を上手に活用できていない」ことが明らかになった。
「朝の時間を使いこなせていない」理由として、
「通勤時間が長すぎ。空いている電車なら読書をしたり、仕事の予習復習ができるが、超満員電車なのでそれもできない…」(29歳・営業職)、「通勤時間が無駄だと思っているため」(29歳・クリエイティブ系職)
(プレスリリースより)
(プレスリリースより)
など、通勤時間の長さに関する不満の声が目立った。

通勤時間45分以上の女性の3人に1人が体調不良の経験
通勤時間が片道45分以上の女性に、「通勤時間」に対する意識をたずねたところ、81%が「通勤にストレスを感じている」と回答した。通勤時間が45分未満の女性に比べると、約30%高い割合となっている。通勤時間がストレスとなっている証拠として、約3人に2人が「通勤時間中に体調が悪くなった」経験があると答えている。
通勤のストレスから解放されるなら、幾ら支払えるか金額をたずねたところ、1回の通勤で片道あたり平均「1,782円」という結果になった。
これを年間の平均労働日数である256日に当てはめると、年間91万2,384円に及ぶ。通勤45分以上の女性にとって、約91万円分のストレスがかかっているといえそうだ。
では働いている女性にとって、「“平日の朝”を充実させる理想の住まい」の条件とは、どのようなものなのだろうか。1位は「駅からの距離が短いこと」(64%)だった。次いで2位が「電車通勤時間の短い、都心であること」(60%)、3位が「近くに商店街などの商業施設があること」(28%)となった。
(画像はプレスリリースより)
https://www.value-press.com/pressrelease
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