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全保連が家賃債務保証の新サービス「IKURA?」をリリース

2019/5/8 18:00

家賃保証の手続きをスムーズに!
近年、住宅の賃貸借契約の約6割が家賃債務保証を利用したものとなっており、家賃債務保証のニーズが高まっている。

家賃債務保証は保証会社が借り主の連帯保証人のような役割を果たす制度で、高齢化や家族間の関係が希薄になった現代に適した制度といえる。

しかし家賃債務保証の利用には審査が必要なため、所得と家賃とのバランスが重視されている。現状、入居希望者は所得に対して適正とされる家賃額を事前に知ることが難しく、審査の結果で判断するしか方法がない。

さらに審査の申し込みには、手書きによる書類の提出が必要であり、書類作成に手間が掛かるという欠点もある。

そこで全保連は5月7日、適正家賃シミュレーション「IKURA?-いくら―」の提供を開始した。

事前に適正家賃がわかるから部屋探しに迷わない
「IKURA?-いくら―」は家賃債務保証の委託契約に関する申し込み情報の事前登録と、登録内容に基づく仮審査によって、申し込みから審査までに必要な手続きを軽減し、入居希望者がスムーズに部屋探しができるようサポートするサービスである。

まずは東京、神奈川、千葉、埼玉にて提供を行ったのち、全国へと利用対象エリアを拡大していく予定だ。

このサービスでは、事前にスマートフォンやパソコンなどからWebサイトにアクセスし、家賃債務保証に必要な情報を登録するだけで、適正家賃のシミュレーションが行える。これによって入居希望者は、適正な家賃を把握したうえで部屋探しができるメリットがある。

また、専用WEBページで登録した情報を申込書作成時に印字することで、手書きで書類に記入する手間が軽減される。

全保連は、全国3万5000社を超える協定不動産会社のネットワークを通じて
これからも賃貸住宅を貸す方と借りる方、それぞれの「安心」を支えるサービスを提供し、賃貸市場全体の「安心」に貢献できる企業を目指してまいります
(プレスリリースより)

と述べている。

外部リンク

全保連株式会社のプレスリリース
https://www.zenhoren.jp/

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