株式会社東京カンテイは、2019年4月8日、『主要都市圏・主要都市別／中古木造一戸建て住宅平均価格 月別推移』の2019年3月版を発表した。

ここでの「平均価格」は、「敷地面積が100～300平米」「最寄り駅から徒歩30分以内」といった条件を満たす中古木造物件を対象として、集計・算出されたもの。同社はこの月別推移を、毎月発表している。

2019年3月の首都圏における中古一戸建て住宅の平均価格は、3649万円となった。前月比ではマイナス2.5％となり、4ヵ月ぶりに下落へ転じた形となっている。

首都圏を都県別に見た場合、東京都は前月比プラス3.2％の5856万円となり、2ヵ月連続の上昇をマーク。千葉県もプラス0.4％の2267万円となり、5ヵ月連続の上昇を果たした。一方、埼玉県はマイナス6.1％の2530万円となり、4ヵ月ぶりに下落。神奈川県はマイナス9.2％の3645万円となり、2ヵ月連続の下落を示している。

2019年3月の近畿圏における中古一戸建て住宅の平均価格は、2642万円となった。前月比はプラス3.1％であり、反転上昇を果たしている。

中部圏（4県）も、プラス2.6％の2287万円となり、反転上昇をマーク。愛知県も、プラス6.2％の2,917万円となり、3ヵ月ぶりに上昇へ転じた。

福岡県は、プラス6.8％の2233万円となり、3ヵ月ぶりに反転上昇。また前年同月比については、プラス15.2％とより大きな上昇を見せている。

（画像はプレスリリースより）

主要都市圏・主要都市別／中古木造一戸建て住宅平均価格 月別推移 3月 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/single_family/586