東京23区の供給量、今後5年は過去平均を上回る見通し
森ビルは4月22日、2014年12月末時点の「東京23区の大規模オフィスビル市場動向調査-速報版」を発表した。この調査は森ビルが1986年から実施しているもので、東京23区における延床面積1万平米以上の大規模オフィスビルを対象に、需給動向を調べたレポートである。

しかし、2015年の供給量は110万平米を超えると見られており、それ以降も100万平米を上回る供給が続くと予想される。
今後5年間の平均供給量は平均112万平米となり、過去平均の103万平米を超える見込みだ。
都心3区供給量率、2018年には9割超え
2014年の都心3区における供給量は、70万平米だった。2015年の供給量は80万平米となる見通し。今後5年間の平均供給量は79万平米で、過去10年間の平均供給量である67万平米を上回ると予想される。
都心3区への供給割合は今後5年間で71%となり、過去5年間よりも増加すると見られる。2017年は一時的に供給割合が減少するものの、翌2018年には92%に増える見込みだ。
(画像はニュースリリースより)
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