月額募集賃料を行政区単位に集計・算出
株式会社東京カンテイは、2019年12月16日、プレスリリース『三大都市圏・主要都市別/分譲マンション賃料月別推移』2019年11月版を発表した。同リリースは、同社のデータベースに登録された分譲マンションの月額募集賃料を行政区単位に集計・算出し、その推移を分析・考察するというもの。同社は、同リリースを毎月発表している。
首都圏の分譲マンション賃料、2916円/平米
2019年11月の首都圏における分譲マンション賃料は、2916円/平米となった。前月比ではプラス0.2%となり、僅かながらも継続して強含む結果を示している。都県別に見た場合、東京都は前月比マイナス0.3%の3537円/平米、千葉県もマイナス0.6%の1613円/平米となり、共に再び下落を示した。神奈川県は、マイナス0.5%の2082円/平米となり、5ヵ月連続のマイナスとなっている。一方、埼玉県プラス0.7%の1665円/平米となり、前月に続き上昇を果たした。
中部圏、3ヵ月ぶりに1700円台にまで回復
2019年11月の近畿圏における分譲マンション賃料は、1874円/平米となった。前月比はマイナス1.0%となり、引き続き下落する結果となっている。府県別に見ても大阪府と兵庫県が下落を示した。中部圏では、前月比プラス1.4%の1701円/平米となり、3ヵ月ぶりに1700円台にまで回復する結果となった。愛知県も、プラス1.8%の1751円/となり、反転上昇を達成している。
(画像はプレスリリースより)
三大都市圏・主要都市別/分譲マンション賃料月別推移 11月 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/T201911.pdf