東京グレードAオフィスの空室率は前月比1.5ポイント増の5.3%。大阪と名古屋は前月から横ばい
CBREは「三大都市オフィス空室率・平均賃料速報(2015年2月期)」を発表した。それによると、2015年2月におけるグレードAオフィスの空室率は東京が前月比1.5ポイント増の5.3%、大阪が前月から横ばいの7.8%、名古屋が前月から横ばいの2.8%となっている。
また、グレードAオフィスの想定成約賃料(坪あたり)は東京が前月比0.2%増の32,700円、大阪が前月比0.3%減の19,450円、名古屋が前月比0.2%増の21,500円となっている。
2014年1月~3月の各都市の平均想定成約賃料の平均値は東京30,800円、大阪19,000円、名古屋21,450円であるので、全ての都市で昨年同時期の平均よりも高い水準で推移している。
オールグレードの空室率は東京23区が4.1%、東京主要5区が3.8%
その他のグレードのオフィス空室率に関しては、東京のグレードAマイナスが3.6%(前月比0.1ポイント減)で、各都市のグレードBが東京4.2%(前月比0.4ポイント増)、大阪4.6%(同横ばい)、名古屋4.5%(同0.4ポイント減)となっている。オールグレードでは東京23区が4.1%(前月比0.3ポイント増)、東京主要5区が3.8%(同0.5ポイント増)、大阪が6.2%(同横ばい)、名古屋が5.2%(同0.3ポイント減)だ。
なお、オールグレードの2014年1月~3月における各地域の平均空室率は東京23区5.1%、東京主要5区4.6%、大阪7.9%、名古屋8.1%となっており、2015年2月では全ての地域で昨年同時期の平均よりも低い水準となっている。
(画像はプレスリリースより)
http://www.cbre.co.jp/JP/aboutus/mediacentre/