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東京都、前月比プラス9.1%。2020年5月の中古木造一戸建て住宅平均価格

2020/6/11 13:00

中古木造物件を対象として、平均価格を集計
株式会社東京カンテイは、2020年6月9日、プレスリリース『主要都市圏・主要都市別/中古木造一戸建て住宅平均価格 月別推移』の2020年5月版を発表した。

同リリースは、敷地面積100平米~300平米かつ最寄り駅から徒歩30分以内といった条件を満たす中古木造物件を対象として、平均価格の集計およびその推移の考察を行うもの。同社は、このリリースを毎月発表している。

強含みに転じ切れていない首都圏
2020年5月の首都圏における中古一戸建て住宅価格は、3256万円となった。前月比ではプラス1.9%をマークし、上昇へ転じている。

都県別に見た場合、東京都は前月比プラス9.1%の5293万円となり、上昇へ大きく反転。埼玉県も、プラス4.0%の2526万円と3ヵ月ぶりに反転上昇を果たした。一方、神奈川県はマイナス3.8%の3348万円で下落へ転じ、千葉県はマイナス2.5%の2093万円で2ヵ月連続の下落を示している。

東京カンテイは、東京都が前月の反動から価格を戻した点に注目。ただ、首都圏全体としては強含みに転じてはいないと考察している。

近畿圏、2ヵ月連続で下落
2020年5月の近畿圏における中古一戸建て住宅価格は、2356万円となった。前月比はマイナス7.0%となり、2ヵ月連続の下落をマーク。大阪府と兵庫県の大幅な下落が、平均価格を押し下げる結果となっている。

中部圏は、前月比プラス1.5%の2334万円となり、連続上昇を達成。愛知県も、プラス0.6%の2791万円で、2ヵ月連続上昇を果たしている。

福岡県は、マイナス7.2%の2054万円で下落へ転じた。しかし前年同月比は、プラス3.9%となっている。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

主要都市圏・主要都市別/中古木造一戸建て住宅平均価格 月別推移 5月 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/kodatecyuko202005.pdf

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