1株当たり5円00銭から10円00銭に上方修正
投資用アパート・マンション販売や賃貸管理事業を展開する株式会社シノケングループ(以下、シノケングループ)は平成26年12月期における期末の配当予想を平成26年2月14日付で公表された1株当たり5円00銭から5円00銭増配し、10円00銭に修正することを発表した。これは、平成26年10月20日開催の取締役会において決議されたもので、平成27年3月下旬開催予定の第25回定時株主総会の決議をもって正式に決定、実施される予定だ。
シノケングループの業績は中核事業である不動産販売を中心にグループ全体の販売力・収益力を強化してきた結果、当期において予想を大幅に上回る見通しとなっている。
M&Aによる事業の拡大を積極的に推進。14年12月期の業績も上方修正
シノケングループは、国内投資家からの問い合わせや取り引き依頼が非常に多い状況だ。14年12月期の業績についても、売上高を従来予想から8.5%増の380億円、営業利益を39.3%増の46億円に上方修正した。今年8月には連結子会社である株式会社シノケンアメニティを通じて、ファミリー向けマンションの管理事業を営む株式会社ビル・サービス迦葉の全株式を取得、子会社化し、これまでの投資用マンションに加えて、ファミリー向けマンションの管理事業にも進出した。
さらに、今年10月には、ドイツをはじめとする欧州系の法人などの顧客ももつシンガポールの不動産会社「Hecks Realty Pte Ltd」の株式34.0%を取得、子会社化することも発表した。
日本とシンガポールの投資家に両国の不動産を紹介するサービスを育成していくと同時に、ASEAN諸国への将来的な事業展開も視野に入れた販路拡充なども進めている。
株式会社シノケングループホームページ
http://www.shinoken.co.jp/index.html